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対象規格
ライン

ISO 22000 食品安全マネジメントシステム
HACCP 食品総合衛生管理



























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以下のテキストは当社主催のセミナーで実際に使用しているテキストの抜粋版です




I



I〜ISOとは〜
ISO(アイエスオー、またはイソ)という言葉は国際標準化機構=International Organization for Standardizationの略称です。言葉をそのまま略すればISOではなくIOSとなるのですが、ギリシャ語で標準や相等しい、平等を意味するISOS(イソス)から取ってISOの略称となっています。


ISO22000とは
ISO22000は,ISO9001をベースに,HACCP(危害分析重要管理点)システムを組み込んだ食品安全マネジメントシステムです.ISO9001が組織全体のマネジメントシステムであるのに対し,ISO22000では,さらに焦点を絞り,食品安全に関連する側面に特化したマネジメントシステムで,安全な食品を送り出す仕組みがあることを保証します.また,HACCPシステムが製造者に制限されたシステムであったのに対し,ISO22000ではこれを適用させることのできる組織は「直接的・間接的に食品安全に関わる組織」として,大きな広がりを見せています.例えばメーカーや小売以外にも包装資材や配送といった業種もその範囲に含まれます.

HACCPとは
HACCP(危害分析重要管理点)とは,Hazard Analysis and Critical Control  Pointの略語で,食品の原材料の生産から,最終製品が消費者に消費されるまでのす べての過程について,人の健康に影響を与えるすべての危害を予測し,その管理方法を定めて計画的に監視・修正する手法で,1960年代,アポロ計画の中で宇宙食の微生物危害防止のために米国で考案されたのが始まりとなっています.現在では欧米諸国を始め,このHACCOPの概念を法規制に導入する国もあるように,食品安全に対する管理手段として国際的に広まっている手法の一つです。わが国においても,食品衛生法の範疇として,厚生労働省による6食品群についての承認制度が設けられています

ISO22000導入のメリットと構築ポイント 
ISO22000導入の必要性
一般的に考えられる導入の必要性については,下記のとおり挙げられます。これらそれぞれに防衛的側面と戦略的側面の両方を併せ持っています.

・経営体質の強化と効率化
→現在,責任や手順が明確になっておらず,同じようなミスが繰り返されている
・取引上の要件
→近い将来,大手流通業者による取引条件となることが予想されています
・企業イメージの向上
→営業上においても信用度向上を図りたい,消費者へのアピールを高めたい
・リスク管理の強化とコスト削減
→危害を低減したい、不良率を下げ,失敗コストを削減したい.
また,確実かつ効率的な管理を行い,リスク管理を強化したい

導入後に期待される効果(メリット)
ISO22000は,最終消費点までのフードチェーンに沿って食品安全を保証することを目的としています。
そこで,この規格に準じてシステムを導入したことによる効果としては,
・安全な製品を提供することができ,顧客満足を向上させることができる
・従来の「まんべんなく行う一般的な衛生管理と製品検査に頼る管理方法」から「危害に焦点を定めた効率的な管理」を行うことで,無駄な管理を省くことができる
・予防的に不良品が出る前に影響を食い止めることができ,結果としてコストダウンできる
・トレーサビリティー、モニタリングのシステムを確立することにより,原因究明を早急に行うことができ、再発防止ができる
・PL法(製造物責任法)を含め,関連する法規制に対応することができる
・従業員のモチベーションや責任感を向上させることができる
・関連する組織と効果的なコミュニケーションを図ることができる